毛の成長する仕組みと「毛周期」について
もともと毛は、毛穴から一生伸び続けているものではありません。ある一定の期間成長を続けた後、自然に成長を停止し、古い毛は抜け落ちて新しい毛に変わるというサイクルを繰り返しているのです。
そこで、毛が成長している期間を「成長期」、毛が抜けていく期間を「退行期」、毛が成長を止めている期間を「休止期」と呼びます。このサイクルを総称して、「毛周期」(ヘア・サイクル)と呼びます。 人の体毛は通常、今生えている毛(見えている毛)は全体の約30%程度しかありません。そのため、残りの70%程度の毛が皮膚の下にまだ隠れています。
この毛周期を考慮して、効率よくムダ毛をすべて処理することが求められます。
効果の薄い脱毛方法
カミソリ、シェーバー | 手軽さが魅力だが、実はお肌を守る角質までも剃り落としてしまう恐れがある。このため、細菌などに対する抵抗力も失われて、お肌トラブルの原因になることも少なくない。 |
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クリーム、ムース | クリームやムースを塗って毛を溶かして取り去る脱毛方法。しかし、皮膚に刺激を与えるためにパッチテストなどが必要。また太い毛がうまく取れないという欠点がある。 |
ワックス(市販品) | 手間と時間が掛かり、温度管理なども必要。また、大切な角質までも剥がしてしまうなど、お肌への負担も大きい。また、しっかりとアフターケアをしないと化膿するようなこともある。 |
テープ、毛抜き | テープも手軽さが魅力だが、痛みがあったり、途中で毛が切れてしまうような場合もある。毛抜きは時間が掛かるうえ、皮膚を無理に引っ張るので炎症を起こすこともある。 |
ブリーチ | 肌色によってうぶ毛のように見せる方法。ブリーチ剤によるお肌へのダメージが大きいうえ、太い毛には効果が出にくい。また、ヘアーカラーのように約2週間位で生え際とブリーチ部分との色の違いが出てきてしまう。 |